祖母の介護と祖父の介護

祖母の介護と祖父の介護

40代 いよかんかん

 

同居している母方の祖母の介護(要介護5)と祖父の介護(要介護1)を、母と一緒に行いました。祖母は11年、祖父は2年。祖母は脳梗塞で左手左足が麻痺しましたが、同居していたので介護をしながら自宅で生活できました。祖母は要介護5なので、食事から排泄、入浴まで母と私、そして私の妹と家族全体で介護をしました。

 

なので、いつも祖母についてはどうしたらいいか、その話題の中心となっていました。しかし、祖父は耳が遠く、ある程度はなんでも自分でできるので、やはり後回しになってしまいますし、トイレで失敗したり、食欲がなくなってきたら、「おじいちゃん、しっかりして」と私たちは常に言ってしまいました。

 

祖母はデイサービスへ行くことを嫌がりませんでしたが、祖父は行っても楽しくないのか、あまり進んで行こうとしませんでした。要介護度の重さから言えば、祖母のほうが手がかかり、祖父のほうが自立しているわけですが、どちらが家族との関わりが多かったかといえば、介護が重い祖母のほうだったと思います。

 

当然、自分の思うようにならないつらさはあったと思いますが、いつもその中心に考えてくれる状況と、健康だからと後回しにされることを考えると、精神的にはどちらが満たされていたのか、わからなくなりました。祖父母はなにも文句も言わずに、いつも言うとおりにしてくれましたが、正確や性別の違いもあると思いますし、体が健康であっても、やはり人間として高齢期に寂しい思いをすることがないように周りの人が気にかけてあげることが一番大事なのではないかと思いました。

 

祖父が亡くなってから1年たったときにちょうど祖母も亡くなりました。祖父は寂しがり屋なので、祖母を迎えにきたのかもしれません。祖父母の介護を通して、身体的な介護だけではく、精神的な介護も必要だと実感しました。大切なことを教えてくださ祖父母の介護。今後も、私の両親のために活かしていきたいと思います。