認知症になった祖父の介護

認知症になった祖父の介護

20代 りんご

 

いまもまだわたしが祖父の介護中です。わたしは23歳で2児の母です。祖父は認知症になり、5年目になります。認知症になったときにはわたしは実家にいませんでした。いまは主人が単身赴任で他県にいる為、実家に住んでいる状態です。祖母はいますが、まだまだ元気な為畑で野菜作ったりすることがすきなので、祖父を家に置いて畑に行く毎日です。母や父はまだ仕事をしているため日中は家にいません。

 

わたしが保育園いくときには母は仕事だったので、祖父と祖母が送り迎えをしてくれていました。わたしはおじいちゃんおばあちゃんっ子でした。今までお世話になった分、介護をして恩返ししています。恩返しになっているかはわかりません。ですが、少しでもわたしができることはしているつもりです。

 

祖父はいま介護度が4になりました。トイレがどこにあるかもわかりません。家族の名前もわかりません。自分がどこにいるのかなにをしているのかもわかりません。糖尿病もあり、片目は失明しています。もう片方の目も0,1とほとんど見えていません。そんな祖父が自分ができることなんてないに等しいんです。できるのは、ひとりでご飯食べるだけ、ですが、どこになにがあるかわからないためどこになにがあるか教えないとわかりません。

 

最初は祖母がひとりで介護をしようとがんばっていましたが、どこにでも放尿してしまう祖父。ひとりでしゃべってわけわかないことを言う祖父。急に怒鳴り声をあげたりする祖父。祖母は介護鬱になりました。祖母は祖父に暴言を吐いたりしていました。わたしと祖母が話せば祖父も愚痴。それだけ、祖父の介護がストレスだったみたいです。

 

いまわたしが介護を手伝うようになって、祖母は畑などにいき好きなことをできるようになって、祖母の介護鬱はだいぶよくなりつつあります。同じ認知症の方を介護している方とお話したりしてお互い励まし合っているみたいです。

 

祖父の介護、3歳と3ケ月の子供2人見ながらやるのは大変です。ですが、大好きな祖父が長生きしてくれるのであれば、わたしはこれからも介護していくつもりです。わたしの名前はわかりません。他人と思われています。いつも「お姉さん、いつもすまんのぉー」と言われます。その一言があるから介護やっていけます。認知症になってなにもわからない祖父ですが、わたしの祖父には変わりません。これからも生きている限り、わたしができることはやってあげたいと思います。